
製塩所は、八森漁港に隣接したところにあり、そこから、300mのパイプを海中に敷設し、絶えず潮流が注ぎ込む、秋田名物「八森ハタハタ」の漁場から海水を汲み上げています。 |
汲み上げられた海水の不純物は、フィルターで除去し2基のタンクで貯蔵していますが、タンク内でさらに沈殿処理しています。 |
海水は、松材やスギの間伐材等を燃料とした木質焚き貫流蒸気ボイラーで煮沸し濃縮します。空気を強制的に送風し燃焼。発生する煙(炭素)は再び燃焼炉を貫流し、水分だけが水蒸気となって排出されます。 |
ろ過沈殿後の海水は、180リットルの蒸気釜2基で煮沸・濃縮。海水の濃縮が進むと、最初に硫酸カルシウム(石膏分)の析出が始まり白濁。この硫酸カルシウムの除去が最終製品の品質に大きく影響します。 |
硫酸カルシウム摘出後の濃縮海水は、90リットルの蒸気釜でゆっくり蒸散させます。やがて、塩の結晶が表面に現れくっつきながら沈下していきます。塩の結晶は純白で大きくまぶしいくらいの輝きを放ちます。 |
ザルに塩の結晶をすくい上げ、乾燥室でニガリ成分を塩になじませます。乾燥が進むにつれて、塩の熟成が進み、おいしい「八峰白神の塩」の出来上がりです。 |